■前半から2失点
前半開始早々、浦和ゴール前にロングボールがあがると、堀ノ内選手が後ろから鈴木選手をつかんでしまい、PKをとられる。
これはビデオで見ても、PKをとられても仕方ないっぽ。
そしてそのPKを小笠原選手がゆるーいキックでゴール。
相手側にまわると小笠原選手は超むかつくなあ。
そして前半30分ごろ、カウンターからアレックスミレイロ選手のシュートが坪井選手にあたってコースがかわり、不運にもゴールに吸い込まれてしまった・・。
このとき、DFが人数は足りていたのだけど、一瞬マークの受け渡しがかぶってしまい、ボールをもったアレックスミネイロ選手をフリー気味にしてしまっていた。
その一瞬をのがさずシュートを打ってくるのはさすが。
■波のある浦和の攻撃
前半の浦和は、ポンテ選手を絡めていい攻撃をする時間帯と、中盤を飛ばして裏を狙うロングボールの時間帯にわかれていて、前者の時間帯は効果的な攻撃を見せることができていたが、後者の時間帯には鹿島のDFに読まれたり、パスがつながらなかったりして、あまり効果的な攻めをすることができなかった。
もう少しポンテ選手につなげる意識を全員で持ったほうがいいような。
■後半は鹿島攻撃炸裂
後半、守りをしっかりと固めて、時間をうまく使おうとする鹿島。
対する浦和は思うように攻められず、イライラがつのる。
しかし後半も15分過ぎからは上手くスペースをつかって早い攻めが出るようになるが、早めにファウルでつぶそうとする鹿島。
■審判に怒り爆発
浦和にとって有利な状況でも審判がファウルをとって止めるため、浦和側の選手がだんだんエキサイトしてきた。
特に長谷部選手、闘利王選手などはかなり激高していた。
そしてとうとう闘利王選手の怒りが爆発する。
中盤で闘利王選手が後ろからファウルを受けるが、その後に長谷部選手が有利な状態でボールを拾う。
しかし、審判はすぐさま笛を吹いて試合をとめる。あれじゃあ、ファウルしたもん勝ちだよ。
その判定にファウルを受けた闘利王選手が激しく抗議すると、すぐさまイエロー。
それにも納得できない闘利王選手は再びつめおり、それを見た審判はすぐさま2枚目のイエロー。
なんなんだ。選手と同じかそれ以上に審判もエキサイトしているんじゃないのか。
これまで負けている展開ながら面白い試合をしていたのに、退場者が出たことでいやな気持ちになる。
興行としてみたとき、お客さんが嫌な気持ちになるような判定を連発してもいいのか・・・。
■退場の怒りをエネルギーに変える
しかし、皮肉にも闘利王選手の退場が、浦和の選手たちにエネルギーを与えた!
ひとり足りない不利はあるものの、再三カウンターから鹿島ゴールに迫る。
対する鹿島は浦和の選手の気迫に押されたのか、だんだんとボールがつなげなくなっていた。
そして三都主選手投入でさらにリズムをつかんだ。
■三都主選手から得点がうまれる
三都主選手は、こういうジョーカー的な使い方があっているのかもしれない。
単独でのドリブル突破はやはり読まれているが、使われる形での突破はこの時間帯では効果的。
1点目は三都主選手のシュートをGK曽ヶ端選手がはじいたボールを田中達也選手がヘディングで押し込む!
そして終了間際には左サイドで田中達也→三都主選手とわたり、深くえぐってから中央に折り返すと、つめていたポンテ選手が2点目を決めてついに追いつく!!
超~興奮しました!!
■ここまできたら逆転と思いきや
その後、田中達也選手をさげてDFの選手を入れる。
引き分け狙いか~まあ冷静に考えたらそうか。
結局そのままタイムアップ、2-2の同点で試合終了。
追いついたのはすごかったけど、やはり何か釈然としないね・・・。
浦和がイエロー7枚、レッド1枚。
鹿島がイエロー5枚。
参考:
j's Goal
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