最初は、女子”なでしこ”代表。
試合開始が昼間だったらしく、録画放送だったのはガックリ。
むしろこっちのほうをじっくり見たかったのに・・・。
今日も中国の高さとあたりの強さに苦しむが、運動量とスピード、そしてなにより集中力で立ち向かい、後半途中すぎからは相手を押しまくっていた。
いつもながら、彼女たちの頑張りは見てて気持ちがいい。
しかし、残念ながら結果には結びつかず、0-0の引き分けに終わってしまった。
そして、男子代表。
先発総入れ替えはマジでした。
巻、田中(達)の2トップ。
本山のトップ下。
村井、駒野の両ウイング。
今野、阿部のダブルボランチ。
茂庭、茶野、坪井のスリーバック。
そして、GK楢崎!
新鮮!!ああ~代表戦にワクワクしたの久しぶりやあ~(^o^)
しかし・・・前半で2失点。
後半に何とか追いつくという期待とは裏腹な結果に・・・。
そして”ドイツへのアピール”も全体的に不十分だったのでは。
プレイでアピールしたのは、
右サイドで何度も”自分から”仕掛けた駒野、
積極的なあがりと枠にとぶFKを見せた阿部(ただし後半は消えてた・・)、
体ごとボールに飛び込んでいた巻。
気持ちでアピールしたのは、
動きの鈍い味方に対して怒鳴り鼓舞していた茂庭くらい?
そしてプレイ、気持ちともに最高のアピールをした、田中達也。
それ以外は、残念ながらレギュラー組をおびやかす活躍はできていなかったように思えた。
特にセンターバック陣の高さという弱点が改めて露呈・・・。
これを埋める面子を探さないと、世界相手にはかなり厳しい。
ぱっと思いつくのは、マリノスの松田、まだあぶなっかしいが、闘利王あたりも面白い・・・かな?(^^;
そして、監督の采配も??だらけ。
本山OUT→大黒INはまだいいとして(?)、パワープレーをしかけたい時間帯に、巻OUT→玉田IN?
実際、玉田はセルジオさんに文句をいわれるために出たようなものだったよな~。
交代するなら巻を残して、本山OUT→大黒IN、巻の1トップ、田中(達)大黒を2シャドー気味においた布陣がまだよかったんじゃないかなあ。
もしくは巻OUT→大黒IN、本山OUT→小笠原IN、で足元での崩しを狙うか。
村井OUT→三都主INで、試合が終わった気がした・・・orz
何だか消化不良に終わった男子代表の試合に比べ、気持ち的には納得の試合をした女子代表。
その違いを帰りながら考えていたのだけど、やっぱり女子は男子に比べ発展途上のチームだから、運動量や戦術(今回の例でいうと、中盤でサンドしてボールを奪う、みたいな)を徹底して戦っている分、日本人受けするのかなあ、と思った。
昔の男子でいうと、トルシエ監督時代の戦い方?かな(ウェーブの動きとかフラットスリーの動きの徹底とかあったよね)。
その段階を過ぎて次のステップ、”選手の自主性”による戦いを目指しているのが、今の男子代表なのだろうけど、モチベーションや選手個人の意識でムラが出てしまうのが、最大の問題かも。
これが男子代表が次の段階にあがるための”産みの苦しみ”だったならいいけれど、”暗黒時代の始まり”だったらと考えると、ぞっとしますね。
そうならないように、ジーコ監督や選手には奮起してもらって、まずは韓国戦。
納得できる戦い方をしてほしいです。
息吹を感じる若い力と「純粋な」サッカー(中田徹)
勝利で飾れなかった初陣(宇都宮徹壱)
後ろでボールを廻したのには、腹がたったが(Masato's Football Diary)
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